Win10でOracle VM VirtulBoxを使ってWinXpを動かす(2022年版)

1.用意するもの
1.1 アップデート版のXPのインスト―ルCD
1.2 Windows2000のインスト―ルCD
1.3 Oracle VM VirtulBox バージョン 6.1.38 Windows
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads

2.手順
(2.1)アップデート版のXPのインスト―ルCDなので、途中で旧WindowsのCDを入れるように指示されるが、CDを交換しても旧WinCDが認識されない。
そこで、
2.2 Win2000のインストールCDをあらかじめ*.isoイメージにして、HDDに保存。Win10のエクスプローラーで開いて、仮想CDドライブに割り当てておく。
2.3 VirtulBoxをインストールしてWinXP(32bit)を選んで仮想マシンの作成を始める。(容量などの設定はお勧めされるものをそのまま使う)。
2.4 WinXPのCDをCDドライブに入れてWinXPのインストールを開始する。
2.5 途中でWindowsのCD入れ替え指示のときにVirtualBoxから、カレントのCDドライブを変更して、Win2000のCDを認識させて、WinXpのCDドライブにもう一度変更することで、この問題を回避。
VirtualBoxのメニューから「デバイス」「光学ドライブ」から Win10でマウントしているWin2000のISOのドライブを選ぶ。XPを入れてと画面に指示が 出たら同じ操作でWin10のCDドライブに戻す)。
2.6 ネットワークのWinXPアクティベーションはできないので、電話でアクティベーションするを選ぶ(電話ならアクティベーションできる)
2.7 ウイルスが怖いのでWinXPのネットワークはOFFにする。
(VirtualBoxのメニューから「仮想マシン」「設定」「ネットワーク」「アダプター1」で割り当てを「未割り当て」に変更)。
2.8 ホストPC(Win10)で、Windows + IEMicrosoft Update カタログ
 https://www.catalog.update.microsoft.com/Home.aspx
 にアクセスして、『KB936929』で検索すればSP3をダウンロードできる。
 注)検索「SP3」では見つからない。
2.9 VirtualBoxのメニューから「デバイス」「Guest Additions CDイメージの挿入...」  を選択して、出てくるインストール画面に従ってインストール(途中、インストールすると動かなくなるという脅しが出るが無視してインストールを続ける)。
2.10 VirtualBoxのメニューから「デバイス」「クリップボードの共有」と「ドラッグ&ドロップ」の2つを「双方向」に切り替える。
2.11 ホストPC(Win10)で、ダウンロードしていたKB936929-SP3-x86をドラッグ&ドロップでWinXPにコピーして、WinXPで実行してSP3を当てる。再起動後ウイルスの脅威がありますとでるが、何もできないので、WinXPのネットワークは切断したままにしておく。